彩の国100マイル2023参戦記(south2)

3部作になってしまった、今年の彩の国100マイルへの挑戦

それだけ思い入れがあったんですね。記憶があるうちにゴールまで行きます

ニューサンピア~桂木観音

ニューサンピアを出るのが3時ころなので、まだ夜間走

装備を整えて、このタイミングは靴下は変えませんでした

ストップ時間は8分。よく短縮できていました

あまり難しい区間のことを考えず、とりあえずすぐ先のエイドを目指します

ご褒美を考えるのがいいです。豆乳スープをいただこう!とかですね

長く感じましたし、きつかったですが、少しずつ明るくなってきて気持ちも上がってきました

なんとかエイドに到着。紙で持ったタイムテーブルは見なくなり、ある程度の時間を目安で考えて進みます

足はボロボロです。諦めず前に進もう。歩くのは悪くないという気持ちで進みました

桂木観音~キコカ

きつい時間帯が続きました

あまり記憶がないくらいです。とにかくゆっくりでも動き続ける意識でした

そしてキコカでのハムクリームチーズパンが楽しみでした。

日の出になっても運よく日差しがすぐには来なかったので助かりました

一気に気温が上がっていたらまた展開が違いました

キコカから先を少し考え始めました。おそらく竹寺までの区間が一番大変なところ

そこで持っているレッドブルでカフェイン投入を決めました

カフェイン断ちもしており、マリオのスター的な存在でカフェイン投入はとっておきました

キコカに着くとsouth1と比べて静かな朝という感じ

south2に入ってから、人が減って、なんか一人で試走しにきたような錯覚がありましたね

キコカ~竹寺

最大難所と位置づけ、キコカでパンと一緒にレッドブルでカフェイン投入してスタート

その時の女子トップの方にも抜かれて、あれまだ女子トップより前なんだ。。

と意外でした。体感ではかなりペースダウンしていて、完走ギリギリペースまで落ちる感じでしたので。

そこからは気温も上がりだします。日差しがでてきました

とにかく竹寺まで、そしてエイドの豚汁を食べたい!というモチベーションだけで走りました

天覚山からの下り、south2のルートに入りました

ここで2人組のパックに吸収されました。

ものすごく元気でビックリ!会話を聞くとsouth2の試走も20回は来ているとのこと

もう一方に教えながら進んでいってました

そのsouth2先生のパックと一緒に進み、竹寺への難コースに入っていきます

最初の激登りもカフェインパワーで乗り切り、ノボットへも早めに到着できました

先生方のペースに食らいついたので、ペースもだれることなく、いつの間にか試走モードからレースモードへ

この出会いは息を吹き返しましたし、レッドブルの効力を発揮することができました

レッドブルの効果は最大3時間維持される

竹寺付近になると離され単独走になったんですが、そこからが長かった

south2は試走から時間がたっていてこの区間をちょっと忘れていました

なかなかのアップダウンがエンドレスに続く感じで苦しい区間でした

竹寺に着いたときは意識もうろう・・・この区間でかなり消耗しました

正直、カフェインパワーが無かったらもっとペースダウンしていたと思います。とっておきを使う時期はベストだったと感じます。(区間20番台だった模様)

竹寺~高山不動

竹寺ではしっかり補給して、いつもどおり歩きながらリスタート

竹寺までの区間でかなり削られ、レッドブルのスター効果もなくなってきた感じがあったので当然ですw

子の権現まではそこまできつくないですが、脚が重すぎてきついですw

感覚が2周目より、より悪くなっています。当然ですね

暑くなってきました。日差しがでてきました

西吾野への下り、下り足が終わっていて衝撃を吸収できません・・

特に途中の分岐から登り返し、開けている部分で直射日光が激当たり

ほんの少しの区間ですが、一気に消耗しました

これまで直射日光がそこまで無かったので、これは天気に助けられている、このチャンスは活かさないと思いましたね

西吾野のロードも暑い暑い

近くの選手も追い抜きますが、かなり消耗しています

高山不動への登りは腰に手を当てて上る、これを徹底します

この体勢、同じように使っているランナーさんがいて真似したところ、すこし体が休まって、体幹が安定し足を出しやすい感じがして疲労困憊のときは使える登法でした

この発見は大きかったです。

累積10000超えは自分の練習量じゃ確実にオーバーフローですw

力が無い中、いかに工夫して登るか、それが重要ですね

高山不動~桂木観音

足は痛くて限界ですが、一番大きい山は超えて、ゴールも見え始めます

気持ち的にも調子が上がりペースも上がっていたのが記憶があります

まさか140キロを超えて、こんな気持ちになるとは人間の可能性を感じましたね

途中途中で暑いときがあったんですが、無理をせず、いい塩梅のプッシュ感で桂木観音到着

桂木観音~ニューサンピア

ここからは、ウイニングロード

とにかくここまでやってきたこと、昨日からのレースの道中を振り返りながら進みました

去年のリタイアからよくぞここまで来たなと

長い下りも怪我無く安全に下り、ロードへ

家族と一緒にゴールしたいと伝えていたので、ちゃんと間に合うか心配

家族に感謝やなあと言いながら、灼熱化したロードを歩き、走りを繰り返す

3回目のエアーサロンパスの看板(宮里藍さん)をみて100キロの選手との間隔を確認しつつゴールのニューサンピアへ

家族も待っててくれました

まず無事に帰ってきた安堵感と1年間の試行錯誤が実って、時間もかけて取り組んできたことに一つの成果が出せたことに心底嬉しい気持ちになりました

感動して泣くかなと思ったんですが、子供が坂道ダッシュしてそれを追うのに必死で泣かずw

応援の方も温かい拍手をしてくれ、本当に嬉しかったです。

ひとつの自分の勲章が加わったなと最後のセンサータッチをこどもと一緒にできました

家族がこうして応援する機会で初めてゴールできた100マイルになりました

一生に残る思い出になりました

まとめ

長々と読んでくださり、ありがとうございました。

私の彩の国100マイルの挑戦は終わりです

本当にいい大会で挑みがいがありすぎる大会です

是非自分の腕試しでもチャレンジしてみてください

きっと新しい気づきがあります

読んでいただき、ありがとうございました

彩の国編、これにて終了!

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