バックヤードでどうやって終わったのか?

バックヤードウルトラから1週間。

やはり気になるのがなぜリタイアしたのか?それは自分でもきちんと整理しなきゃと思いました。

あの時を思い出す

37周目にスタート行くときに同じくらいのペースで走られていた塚田選手がギリギリに帰ってこられて、約1分でスタートされました。

自分も残り4分ぐらいで戻ってきていました。

自己記録の27周を更新し、次の目標の200キロ30時間も通過、リタイアしていた彩の国100マイルの制限時間35時間も通過。

ということで、自分的にはもう満足できるところまで走れている状態でした

37周目スタート時、残り5名ということを知りました。

大雨の中、スタート地点で出てくる人が5人しかいなかったんです。

ここまできたんだな

そう感じていました。もうここまできたら行くしかない、行けるとサポートに話して出て行っていました。

37周目の途中で塚田さんが終わると話して、ラスト4人まできていたことを知りました。

それでも足はなんとか動けていて、定点での時間確認でも58分くらいに戻れる感じでした。

なんとかその時間くらいに戻り37時間完走

そこで正直終わろうと考えていました

ただ、こんな残り4人までの空気感を味わえることが無いという気持ちからまず出てみるということをサポートに伝えて出ました。

最初の下りも足が痛くて、いつものペースで進めません。

折り返しまでがかなり時間がかかり、ダメージを感じました。

上りになっても走れたところが走れなくて、そこで心が折れています。

原因はメンタル

足裏のトラブルをコジコジボールを使って防止し、記録を伸ばせました。

しかし、最後はメンタルが終わり、リタイアしています。

一番はこんな距離、こんな時間を走っていた、いや起きていたことも無い人間が無茶をしてしまうと何か身体に異常が出てしまうんじゃないか?

自分の身にせまる危機を感じてしまい、続けるという選択ができなくなってしまいました。

これも弱さなんだと思います。

これで48時間起きていた経験があるとか300キロ走ったことがあるとか持っていると確実に行けたのかなと思います。

人間、限界を越えるときは本当に怖くなるんだなと感じた瞬間でした。

まとめ

•自分の限界を超えるには勇気が必要

•しかし一歩一歩それを超えていかないと上は目指せない

•サポートにもっと頼りきって限界にチャレンジすればよかったと今後悔している

•人生でそんな瞬間めったにない

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