ハセツネにエントリーしました!
実に10年ぶりのエントリーになります。
過去4回完走経験があり、これに懸けていた時代がありました。
ハセツネとは
日本山岳耐久レースと言い、東京の西の武蔵五日市周辺を舞台とした、トレイルランニングレースのクラシック大会です。
険しい山道を約71.5キロ。スタートと同じ武蔵五日市にゴールします。
10月上旬に行われ、まだ気温は高く、暑さとの戦いになります。
また大きな特徴としてエイドが42キロ地点の月夜見第2駐車場までありません。
しかも月夜見では水かスポーツドリンクいずれかを1.5ℓしかもらえず、かなり難易度が高くなっています。
先日出場したトレニックワールドとはまた全然毛色が違う大会ですね!
過去のハセツネ
私が最後に完走できたのは2012年大会。
その頃はUTMFが第1回を迎えたくらいでまだまだ発展途上のスポーツでした。
日本という大会名がつき、毎年日本選手権的な位置付けで全国から強者がここに標準を合わせて集まってきていました。
なので、モチベーション激上がりで臨んでいました。一年間のトレーニングの集大成をハセツネにぶつけていた感じです。
自分の中では、
富士登山競走を大人の夏の甲子園、
ハセツネを大人の大運動会として楽しんでいましたね!
今とは違い、水分補給はハイドレーションパックを使用し、極限まで軽量化した装備で攻めていました。
100マイルと違い、ミドルディスタンスのレースに入るので、めちゃペースが速く、下りもぶっ飛ばさないといけません。
ハセツネで一番きついのは、一番暑い時間にスタートし、周りのハイペースに乗りながら、一番荷物が重いときに一番いやらしいハードな区間を走らなければならないところです。
それが第一関門の浅間峠までの道のりです。
あと自分のなかで鬼門だったのが月夜見を過ぎての御前山。ほんとしんどい時間帯になるので辛かったー。
脚が攣ったり、気持ち悪くなってジェルが受け付けなかったり、苦戦ポイントです。
一番得意にしていて、かけていたのは、第3関門の長尾平から日の出山を超えての金毘羅尾根。
まさに全力。すべてを出し切って走って街に降りてきます。
そして真夜中のゴール。一気に達成感が溢れます。
ゴール後は走った選手たちとの語らいが最高に楽しかった。そのイメージがかなり強いです。
今年の挑戦のわけ
簡単に話すと、トレニックワールド彩の国100マイルに挑戦したからです
彩の国に挑戦するにあたり、いろんな変化をさせて、試行錯誤し、情報共有して挑んできました。
それがめちゃくちゃ楽しかった。コロナになって忘れていた
目標を持つことで人生こんなに変わるのか!?
と本気で思いました。
ハセツネへのエントリーも、彩の国バリにこれから濃い4ヶ月にしてくれる、そう思ったのでエントリーできました。
小遣い3ヶ月分前借り、分割払いは正直辛いところです。笑
しかし、彩の国で経験した過程はそんなエントリーフィーでは収まらない価値がありました。
それもやるのは自分で自分次第で価値が決まる、楽しいですね!!
ハセツネはハセツネでもダブル
ダブルにエントリーしました笑
今年から始まる新カテゴリーで
制限時間24時間内に71.5キロを2周しなきゃいけない、とんでもないレースです。
正直言ってまた完走できないんじゃないかな?と思いました。
家族からもまたリタイアしにいくの?と言われました笑
無謀なチャレンジかもしれませんが、あと4ヶ月でどこまで考えて近づけるか試してみたくなったのです。
なので後悔なく、3ヶ月分の小遣いをはたきました笑
ハセツネ自体、コロナでしばらく大会はやっていませんし、台風で中止となったときもあり、直前まで気は許さないでしょう。
もし大会中止となったとしても、この5ヶ月間をエントリーフィー分楽しんだ!という状態で10月を迎えていたいです。
それも自分次第。楽しいですね!
またどういうトレーニングをしていくか?その過程も発信していきたいと思います。
おっさんランナーの奮闘に少しでも見ていただければ幸いです。
まとめ
•目標をもって突っ走るのは本当に楽しい
•エントリーフィーはほんと高い!けど過程もしっかり楽しむことで心の中で相殺しよう笑
•無謀なチャレンジもどうすれば近づけるのか考えるのも楽しい!
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