錦秋、秩父ジャーニーラン参戦記

遅れましたが、10月下旬に秩父ジャーニーランに参加してきました。

結果は以前のブログでもお伝えしたように、94キロ地点の西武秩父駅でリタイアとなりました。

なぜリタイアしたのか、そこまでの行程を振り返りたいと思います。

今回の大会参加の目的

11月下旬にバックヤードウルトラがあります。去年も出場しており、2023年度後期の最大の目標としていました。

その目標の中で、バックヤードではロードを走り続ける群馬大会を選んだこともあり、何かウルトラ系のレースをしっかり挟みたいという思いでレースを探しました。

近場、ある程度の距離、レース間隔を考えると、このレースが当たった感じになります。

ただ、バックヤードの3週間前という過密スケジュールになることもあって、あまり無理しないようにという思いで、心拍数をエンデュランスペースを意識して飛ばしすぎないようにしようと思っていました

直前の家族の体調不良

大会2日前だったでしょうか、子供が高熱が出て、診察結果はインフルエンザに。。

この時点で、レース出場は諦めました。

奥さんに任せて走りに行くという気持ちの面がどうしても自分が納得できなくなるためです。

奥さんは全然大丈夫だし、練習してきたんだから行ってきなよ!と何度も言ってくれました。

その気持ちがうれしく、運よくこどもの熱も下がって元気になっていたので、行くことを決めました。

ただ、最後まで走ろう、オーバーナイトしようという気持ちがスタート前から折れてしまっており、コース図をにらんで、電車の時間を見て、どこまで行くか、良い練習にしようと決めました。

レース計画

電車に乗ってその日中に帰宅するということを決めて、荷物預かりをどうしようと悩んでいました。

ゴールのOパークおごせに戻るのが、電車の本数から厳しいと感じて、そうするとレースをやめる場所がどんどん短縮されてしまうと感じました。

そこで考えたのが、荷物を全部背負って走ることです。

防寒のためのレインパンツやレインウェアと着替えを背負うことで、電車で帰るときの冷えを防止できるので、よりコンパクトなギアを選んで走りました。

アンサー4のフォーカスウルトラとウエストベルトのネイクドをwで使用して容量を増やして、荷物を持ちながらもあまり走りに支障しないようにしました。

そうすることで、終電を計算してどこまで行けるかを計算したところ、キロ6ペースで行けば西武秩父駅を過ぎて、小鹿野コースをぐるっと回って戻ってきた時点での電車で帰宅可能でした。

94キロ10時間以内というライン、目標がここでできたという感じです。

レース展開

スタートから、道迷いしないように前を追いかけました。

そうするとキロ5:30くらいで走れており、大体2~3番手を走っていました。

暑く、ザックの肩には塩を吹いており、なかなかタフなコンディションだなと感じました。

ときおり、彩の国やFTRというトレイルレースで訪れたことがあるルートを走ったりして、懐かしいと思いだしながら進みました。

エイドの食事もたくさんいただき、バックヤードを想定していた補給のデモも良い意味で食べ過ぎて断念W

しかし美味しく食べて、走れて本当に楽しい道中でした。

途中の山伏峠も、146キロ走らないと決めていた自分は全部走りました。下りもまあまあ飛ばしたので当たり前ですが、先頭にも追い付きます

しかし、練習不足、力不足で55キロくらいから、脚が痛くなり、ペースも明らかに落ちてきました。

小鹿野地区は結構苦しい走りになり、エイドでは弱音を吐きだしましたw

ただ残りが少なくなってきたのと、途中途中の自販機で炭酸飲料を入れることで、復活でき、メンタル的にも進むことができました

ここで買った飲み物がドデカミンだと思ったらなんか激辛バージョンで気づかず飲んでたら口が熱い🥵

それで少し気持ち悪くなりましたが、そこまで影響なく、脚は重たくなるもののちょこちょこ前へ進みました

このときは3位を走っていたようです。

次のエイドまでは道が本当にわかりにくくて、スマホのグーグルマップを片手に何度も確認しながら進みました。

スマホっ首になりそうなくらい覗き込んでいたので首が痛くなりましたねw

路面は雨に濡れており、エイドまでの厳しい斜度の上りは滑りやすかったです。

土津園では3番目だよ!頑張って!と応援されましたが、すみませんリタイアするんですと申し訳なかったです。。

そこからもう5キロくらいなんで、全力で飛ばしました。

人間終わりが見えるとスピード出ますねw

もしかしたら9時間半切れるかなくらいで飛ばしました。

西武秩父駅前のセブンイレブンが見えて終了。

ゼッケンを外し、94K出し切れたので、リタイアでしたがすがすがしい気持ちでした。

ザックの荷物を着て、ホットコーヒー飲みながら、ゆっくり西武線で帰る道中もなんか清々しい気持ちでした。

あまり寒くならなかったのも帰りがカオス状態にならなかった要因だったと思います。

参加賞のTシャツもしっかりザックに入れて走り切れたので、持ち帰れました

夜遅く、家族も寝静まっている中帰ってこれて、布団に寝れて、あっという間でしたが、十分楽しめました!

まとめ

・ジャーニーラン完走はできなかったが、エイドも温かく、大会の良さを感じれた

・エントリーフィーも安くて本当におすすめでした。スマホのグーグルマップを観ながら進むので旅要素満載で楽しめます。

・グーグルマップと現在地を表示させてくれるテストを必ずやっておくこと。これがポイントです

・帰らなければならない状況でも、ザックに着替えを仕込む等、工夫次第でトレーニングとして最大限使えたのは新しい発見

・秩父の景色、通ったことある道を走る時の懐かしい感じが楽しかった

以上、長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

また次のレースでは完走目指して頑張ります!!

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