なんとか、サイラー化になった彩の国100マイル。その参戦記をまとめています
north編が書き終えて、south1に入ります
northでは本当にトラブルなく、タイムテーブルよりももっと早く進んでいき、サブ30という言葉も自分から出るくらい
northを出るのが15時半ころ、まだ明るい時間。
そこから夜間パートに突入します
ニューサンピア~キコカ
ニューサンピアでやったことは以下のとおり
・OS1を飲む(脱水対策)
・成城石井10倍ジンジャーエールを飲む(胃腸スッキリ)
・補給の入替
・ヘッドライト装着
・ソックスの履き替え(去年の失敗から)
特にソックスの履き替えは時間をかけてもやりました
去年、リタイアの大きな原因が足甲の痛み
少しでも足元環境をよくしようということで一度靴を脱いで、ぬれタオルでふき、天狗バームを塗りなおしてリセットさせます
結果、痛みが出なかったので成功でしょう
ニューサンピアでのエイドでも前回のnorth同様に
梅干し接種を忘れず、リスタート。
走り出すと、パッキングもマックス状態に戻り、10分くらい座っていたので重いです。
レースのときエイドごとにストップし食べたり、水分補給するとリズムが止まるので、エイドリスタートするときは、必ず歩いて落ち着いて出ることにしました
体感と気分が気楽でこれはやってよかったです
桂木観音までは五大尊から山に入るのですが、この時くらいから、湿気がこもって汗が乾かない感覚がありました
暑い夜だなと感じて、アームウォーマーを濡らしたりして対策し始めたところです
桂木観音までもサブ30よりも大分速く、調子は維持されているようでした
キコカへのトレイルの途中で、少しずつ体が動かなくなってきます
10時間12時間となると、練習でもやっていないし、当然やなと諦めました
ウエストライトを止まって装着し、気持ちを切り替えます
想定のタイムチャートからは一気に外れ、キコカに到着
パンやクリームシチューが美味しくてたくさんいただきました
ここからが難所なので気合いを入れます
キコカ~竹寺
このあたりは調子が悪かったですね
ライトランに慣れていないのと調子が良かった分とのギャップなんだと思います
天覚山のちょっとしたガれた登りがストレスでした
ここからの飯能アルプス、ギザギザのトレイルが不安でしたが
逆にそこで調子が吹き返した感じです
上り下りの繰り返しが心地よくリズムよく行けて、ナイトランにも慣れてきました
前坂からの下りも気持ちよくいき、古屋の脇からのトレイルをゆっくり登りリズムをとります
中沢からの激登りを意識してなるだけ回復させるように進みます
中沢からの激登りはしっかり構えてゆっくり入ったおかげでしっかり登れました
まわりは座っている人もいましたが、ゆっくりゆっくり上り詰めます
ようやく林道が見えてきて、上りも終了
最後の500mの登りも無理に走らず、全歩きです
northは走れるけど、southは歩くという話がよく言われているので、そのとおりと実感
歩くことに罪悪感を持たずにしっかり歩くことを意識し始めます
竹寺~高山不動
竹寺では前回完走のRさんにも応援してもらい、次へ
子の権現へのトレイルはきつい登りが1か所あるだけで平行移動が多いです
無理に上げずに気持ちもペースもフラットな感覚で進みました
子の権現からの下りもライトランだと下りにくいし、足のダメージも大きくなってきつかったです
西吾野に到着したときもロードはほぼ歩き、しっかりとした歩きで前に進むことだけ心がけました
西吾野から高山不動までは激登り
ここでラッキーなことにパックに巡り逢えました
自分ひとりのペースよりもちょっと遅いかなと感じるペースがベストです
そんなペースの3人組の集団となり、高山不動までたどり着きました
きつい区間でしたが、助けられました
高山不動~桂木観音
高山不動での肉うどんが本当においしくて元気になりました
south2でも食べに行きたいと思っていました。ポジティブですねw
関八州見晴台につくと、背伸びをして一回リフレッシュ
ここからの下りで去年、足甲の痛みが勃発しリタイアしました。
今日の足の状態は問題なし、行きます
と言っても筋ダメージは大きく、よっちらよっちら下ります
平坦でも息が上がりそうだったら、歩きます
下り基調をクリアしていくと、桂木峠付近のフラットな岩場区間に入りました
ここも緩い登りで思わず、走らなきゃとおもんですが、しっかり歩くを意識して歩きました
桂木観音に到着すると、豆乳スープがあり、心底あったまりました
食欲はまだ大丈夫
桂木観音~ニューサンピア
この区間で感じたのは、下り足が結構終わっているなということ
そしてsouth2に行けるのか?果たして行ってもボコボコになって途中リタイアしてしまうのでは?とネガティヴ発想がでてきました
ロードにようやく出ても、なんか走れない、調子が悪いという思考がでてきています
タイムテーブルからも大分遅れて、紙がくしゃくしゃで開くのも厄介ですw
メンタルが落ちている時に考えていたことは
・去年のリタイアした時の悔しい気持ち
・前向きにする方法
でした
今回、south2に心を動かせた方法
また同じコースを行くのか・・・と全体感を見るのではなく
とりあえず次のエイドまで〇時間頑張ろう
と目指すところを短く区切るという考え方です
前提に去年よりも時間は余裕があり、進み続ければ行けるという考えはありました
よってメンタルブロックさえ、克服すれば完走する確率は高いということです
メンタルが崩れないために安定して進むために短い単位で目標を決めます
そうすることで出発できました
メンタルブロックを乗り越えた感覚は今後も使えそうでした
次はいよいよsouth2です
読んでいただきありがとうございました!
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